日本国憲法第22条 第1項

みなさんこんにちは。


雪、ふらないじゃん。


先日の関東平野部での積雪予報。

今回は降るよ!

23区でも降るよ!

危ないから外でないでね。

ノーマルタイヤで立ち往生したら

東京都道路交通規則第8条第6号違反で罰金とるからね


と、さんざん脅かしといて

ふたを開けてみれば、ふつーに雨。


海老蔵さんのインスタで

雪を楽しみにカーテンの隙間から窓の外を眺める

かんげんくんとれいかちゃんの写真がアップされてましたが


大人の人からすれば、あーよかった降らないで

だったでしょうが

あそこまで降る降るといわれた子供たちからしてみれば

残念この上なかったことでしょう。


いまこれを読んでいただいている方の中に

気象庁の方、もしくは気象予報士の方がいらっしゃいましたらごめんなさい。

これからずいぶんと勝手なことをいいますが

別に悪気はないですし

寝言くらいにききながしてください。

寝言に返事するのはよくないです!!



天気予報というものは無料で提供されるものであり

かつ自然を相手にしたもの。

それに今の技術力などから鑑みて

仮に、その予報に基づいてなにがしかの行動をおこし

それによって損害を被ったからといって

法的責任を追及できるものではありません。





わかってるよそんなことは!!!

わかってるからこそやりきれないのよおじさんは。


今は緊急事態宣言下という特別な状況ですし

なんならいまうちのお店は臨時休業中ですから

べつに今回のことを言ってるわけではありません。


これが平時の金曜の夜だったら・・・






大雪で電車が止まる!

あれだけニュースで言っていたにもかかわらず

飲みに行ってしまった誘惑によわい俺。

案の定電車が止まり、まったくつかまらないタクシーにのって

やっとの思いで夜中の3時半に平野の自宅へ帰宅。

いつもは新宿なのに

今日に限って立川で飲み会。

なかなかの痛い出費だぜ。

タクシー帰りの午前様なんて、ばれたら一大事。


ここは一つ気づかれないように、しずかーに玄関のドアをあけてっと。


しかし、細心の注意もむなしく

リビングには

高倉健さんの100倍くらい

背中で物を語っている奥様のすがたが・・・


ってなると狭い肩身がさらに狭くなってしまうので

今日はおとなしくかーえろっと。


となり、かき入れ時の華金ナイトに、飲食店はガーラガラ。



となるわけですね。

むろん、飲食店の店主たちは怒ります。

なんだよー。だいたいおおげさなんだよ天気予報がー!


しかし、そこで例のパンチラインがさく裂するわけです。



天気予報というものは無料で提供されるものであり・・・



まあ、でもさ、降らないよなんて言ってて

急にふったら、それこそみんなもっと怒るわけでしょ。

だったら、降る降るって言ってて降らないほうがいいじゃない、と

大人の意見もネット上には散見されますが

わかってるんだよ、でもね!

の、でもねなんですよ!


別に雪が降るのは気象予報士の人のせいじゃないですしね

お天気相手なんで

どうしようもないことも重々理解はしている。


晴れとか雨とか曇りとかにかんしては

8割以上の確率で当ててくれている気象庁。


たまーにしかない雪のときだけ

こうやって大騒ぎ。


まぁでもゆるしてくださいよ。

金曜の夜のガラガラな店内をみてると

憎まれ口の一つもたたきたくなるってもんですぜ旦那。



もちろんぼくは気象予報士ではないし

くわしい事もわかりません。

いくらデータがあるとはいえ

未来のこと予言するんだから大したもんだ。


なら、こういううるさい小言おじさんのために

こんなのはどうでしょう。


気象予報士の、過去の予報の精度の数値化!

野球選手の打率みたいなもんですね。


たとえば。



「続いてはお天気コーナー

気象予報士のタカギさーん、おねがいしまーす。」


「はい。的中率35%のタカギです。

昨日もなんとかお天気もつと思ったんですけどねー。

だめでしたねー。

帰りに濡れちゃったかたも多かったのではないでしょうか。

えへ。


はい!では気を取り直して明日のお天気です!

関東地方、午前中はよく晴れますが

午後からはお天気下り坂。

お帰りの頃には明日こそ雨となりますので

おでかけの際には傘をわすれずに!」



え?

ほんとに?


おまえ的中率35%だろ?

傘持って行って使わなかったら荷物じゃん。


っていうか、35%の気象予報士の予報なんてみるか!

別の予報士のニュースみーよおっと。



どうです?

だめですかね?



切磋琢磨していく環境こそが

技術やサービスの向上を生むわけであって

的中率制度を導入することによって

レジェンド松下みたいに

とんでもない額を稼ぎ出す販売員さんが現れるかのごとく

ものすごい精度で予報を的中させる予報士さんが誕生するかもしれない。


的中率99%の人が外したんだから仕方ないかと

大魔神佐々木が打たれて負けたなら仕方ない。

と、そんな風に思えるような

お天気キャスターさんの誕生を心から願いまして

わたくしのご挨拶とさせていただきます。






Albero Alto

清澄白河のワインバーです。 常時約40種類のグラスワインと簡単なおつまみをご用意してます。 難しいことは言いっこなしで、ぼーっとワインを飲んでほしい、そんなお店です。 平日のお仕事帰りに1杯だけ。とか 土曜の4時にサンダルで。とか。 学校帰りに寄っていた駄菓子屋が、大人になったらワインバー。そんな感じです。