少年時代
みなさんこんにちは。
なぜリップクリームは月に一度必ず行方をくらますのか?
そして、新しいのを買うとでてくるのか?
ダイオウイカの生態以上に謎です。
リップ塗るのわすれちゃいましたけど、そのまま書きます。
先日、2度目の歯医者さんにいってきました。
ひさびさなんで、引き続き歯の状態をみてもらって
おそうじなんかもしてもらって
次回から治療ですと。
その前に、そもそも、今回なんで歯医者さんに行ったかというと
詰め物がとれちゃったのと、親知らずが痛かったから。
結果的に、親知らずはべつに早急に抜く必要はなし
とのことでしたので
そりゃー抜かずに済むのであれば抜きたくない。
ってことで、詰め物の治療だけしてもらうことに。
不要不急の抜歯は回避です。
親知らずといえば。
この前お客さんと親知らずの話をして知ったんですが
親知らずって、20代で抜くもんなんですか??
みなさんはどうしました??
親が知らないくらいの年になって生えてくるから
親知らずなんじゃないんですか??
そのネーミングからして相当ほったらかしていいもんだと
勝手におもい込んでまして
なんならぼくの口の中には
いまだ4本の親知らずが、いまかいまかと出番をまっているところです。
ここまできたら
よっぽど虫歯とかにならない限りは
親にばれずにいてもらいたいもんです。
話はかわりまして
気になるニュースが一つ。
紅をわすれた百合子じゃないです。
みなさんは、お祭りのときの屋台の一つで
型抜きってご存知ですか?
おじさんたちには馴染みが深いんじゃないですかね?
女性の方はどうなんだろう?
そして型抜きっていまのお祭りでもあるんだろうか?
ご存知ない方のために簡単に説明すると
アルフォートくらいの大きさで、板ガムくらいの厚さの
落雁みたいに固めた砂糖のお菓子に、さまざまな模様の輪郭だけが描いてあり
子供たちは、持ち手付きの画びょうのようなもので
すこしずつ周りを削っていきます。
そして文字通り、描かれた模様のとおりに型がぬけたら
その難易度にあわせて賞金をゲットできるという仕組み。
まあ、高額なものになればなるほど細い部分をもったものになり
だいたいそこを削ってるときに、パキッと割れるようにできています。
ひょうたんとか、チューリップとか、タツノオトシゴとか。
まあ、子供にはほぼ無理ですわな。
まんまん万が一成功したところで
賞金なんぞいっさい渡す気のない的屋のおっちゃんに
やれここが削れてないとか
やれここが削れ過ぎてるとか、
なんやかんやといちゃもんつけられます。
相手のおっちゃんは百戦錬磨のいちゃもん初段。
子供たちが何人束になってかかろうとあえなく撃沈。
けっしておいしいとは言えない、その硬い砂糖菓子を
ボリボリたべて終了。
というアトラクションです。
うまくいくいかないは別にして
友達みんなで熱中した、夏の夜の楽しい思い出です。
子供の頃は、その型抜きのお菓子も
悪意に満ちた的屋のおっちゃん達が作ってるんだと思ってましたが
実際はちゃんとしたメーカーさんが製造。
しかし今現在、日本でそのお菓子を製造しているのは
大阪にある「ハシモト」さんただ一社。
そしてそのハシモトさんもコロナの影響から売上が半減し
型抜きという文化が消滅の危機にある
というニュースなんです。
不要不急という言葉。
「どうしても必要というわけでもなく、急いでする必要もないこと」の意。
でも
不要不急の中にこそ
人間らしく生きるために欠かせないなものがあるんじゃないか。
だまし絵みたいな不思議なロジック。
解き明かすのは型抜きよりもちょっぴりむずかしそう。
失ってみて初めて気づく当たり前だった日常。
そんな当たり前が今はとてつもなく尊く感じられる。
様々な技術を手に入れ
すべてを手中に収めたかの様な錯覚に陥っていた愚かな人類は
大自然や、未知のウイルスの前で、無力さを痛感させられた。
でもいま僕らにできることはなんだ?!
このまま黙って指をくわえて
ただただコロナウイルスにいいようにやられてしまうだけなのか?
考えろ!
考えろ人類!
今までもそうやって乗り越えてきたじゃないか!
考えろ!
考えろ!
!
!!
そうだ!
その手があったか!
僕らに出来ることはこれだ!!
少しでもいいから経済を回し
生きる活力を見出すんだ!
そして、体と心の健康を取り戻し
どんなつらい状況だって笑顔で戦ってやろうではないか!
よし!
経済をまわすぞ!
よし!
ハシモトの型抜きのお菓子を買うぞ!!
大人の日常生活には
完全に不要不急の型抜きの型。
100枚入りのその商品は
2月1日に自宅に届きます。
ほしいという方
差し上げます。
ただし。
店内で削っても
賞金はでませんあしからず。
0コメント